「2LDKだから、料金表のとおりの金額ですか?」——お見積りのご相談で、よくいただくご質問です。
結論からお伝えすると、遺品整理の費用を左右するのは、間取りそのものではなく「家財の量」です。 同じ2LDKでも、収納が空に近いお住まいと、押入れや物置まで物が詰まったお住まいとでは、作業の人数・時間・処理の手間が大きく変わります。
この記事では、医師が経営する遺品整理会社のノース・ポールが、家財の「量」をご家族ご自身で見立てる方法と、写真を送るだけで概算を知る方法をご案内します。料金の目安そのものは料金案内に掲載していますので、あわせてご覧ください。
費用は「間取り」ではなく、「量・経路・物」で決まります
当社の料金表は間取り別に「〜円から」という形でお示ししていますが、これは家財が標準的な量である場合の下限の目安です。実際のお見積りは、次の3つを現地(または写真)で確認したうえで、確定金額としてご提示しています。
| 要素 | 費用にどう影響するか | 確認のしかた |
|---|---|---|
| 家財の量 | 作業人数・作業時間・搬出するトラックの台数が変わる、もっとも大きな要素 | 各部屋の床の見え方、収納の中、物置・庭・ベランダ |
| 搬出経路 | エレベーターの有無、階段の階数、廊下の幅、玄関から車までの距離で手間が変わる | 玄関から道路までを歩いて確認 |
| 個別に対応が必要な物 | 金庫・ピアノ・大型家具などの重量物、薬品、大量の書籍類は別途の対応が必要 | 該当する物があるかどうかを先に把握 |
このうち、ご家族ご自身で見立てるのがいちばん難しく、そして金額への影響がいちばん大きいのが「家財の量」です。次の章で、量の見方を順にご説明します。
家財の「量」を左右するのは、見えない場所です
お部屋を見渡して「それほど物は多くない」と感じても、お見積りに伺うと量が想像以上だった、ということは珍しくありません。理由は単純で、家財の多くは収納の中にあるからです。
とくに量が隠れやすいのは、次のような場所です。
- 押入れ・天袋・納戸 — 布団、季節の衣類、来客用の食器、箱に入ったままの贈答品
- 物置・車庫・庭 — 園芸用品、工具、使わなくなった家電、タイヤ、植木鉢
- ベランダ・床下収納・屋根裏 — 長期間動かしていない物がまとまって残っていることがあります
- 本棚と紙類 — 書籍・雑誌・書類は見た目の体積以上に重く、搬出の手間がかかります
反対に、リビングのソファやテーブルなど「目に入る大きな家具」は、数が限られているため、量全体に占める割合は意外と小さいものです。
ご自身で見立てるときの、3段階の目安
正確な体積を測る必要はありません。次の3つの視点で、お住まいがどの段階に近いかを見ていただくだけで、お見積りの会話がぐっとスムーズになります。実際の量と費用の関係は、写真付きで実際の費用(税込)を掲載している作業事例集でもご確認いただけます。
| 目安 | お部屋の様子 | 収納の様子 |
|---|---|---|
| 少なめ | 床の大部分が見えていて、家具は必要最小限 | 扉を開けると奥まで見通せる。空いている棚がある |
| 標準 | 家具のまわりに物が置かれているが、歩く動線は確保されている | 手前から奥まで物が入っているが、取り出せる |
| 多め | 床の一部にも物が積まれ、使っていない部屋が物置になっている | 扉が閉まりにくい。物置や庭にも物がある |
「多め」に当てはまったとしても、ご家族が気にされる必要はまったくありません。長く暮らしたお住まいほど、物は自然に増えていきます。私たちにとっては日常的に見慣れた光景ですので、ありのままをお伝えいただくほど、正確で無駄のないお見積りができます。片付けが追いつかなくなったお住まいについては、こちらのページでも進め方をご案内しています。
▶ 実際の「量」と「費用」の例を見る
間取り・家財の量・作業人数と、実際にかかった費用(税込)を、作業前後の写真つきで掲載しています。「うちはこの事例に近い」という目安づくりにお役立てください。
写真で概算を知る方法 ― 撮っていただきたい6種類
当社では、現地にお伺いする前に、写真を送っていただくだけで概算の目安をお伝えしています。遠方にお住まいのご家族や、まず金額の感覚だけ知りたいという方に、多くご利用いただいている方法です。
見立ての精度が上がるのは、次の6種類の写真です。すべて揃わなくても構いません。
- 各部屋の全体 — 入口に立って、部屋の奥に向かって1枚。スマートフォンを横向きにすると広く写ります
- 収納の中 — 押入れ・クローゼット・天袋は、扉を開けた状態で。量の大半はここにあります
- 物置・車庫・庭・ベランダ — 屋外にある物も、搬出の対象として見立てます
- 玄関から道路までの経路 — 階段・エレベーター・廊下・門扉など、家財が通る道
- 車を停められそうな場所 — 前面道路の様子や駐車場。遠いと搬出の手間が変わります
- 個別に対応が必要そうな物 — 金庫、ピアノ、大型の家具や家電、薬品、大量の書籍など
明るい時間帯に撮っていただくと、量が判断しやすくなります。書類や写真立てなど、個人情報が写るものは隠していただいて差し支えありません。
写真はLINE公式アカウントからお送りいただくのが簡単です。お問い合わせフォームからもご相談いただけます。また、料金案内のページには、間取り・家財の量・階段・駐車位置・個別対応の物の5項目を選ぶだけで目安が表示される概算シミュレーターもご用意しています。
もうひとつ、サイト右下の「料金の目安をAIに聞く」ボタン(AIに相談・24時間)からは、間取りと家財の量を会話形式でお伝えいただくだけで、その場で費用の目安をお答えします。深夜や休日に、まず金額の感覚だけつかんでおきたいときにご利用ください。
▶ 今すぐ費用の目安を知りたい方へ
間取りと家財の量を伝えるだけで、AIがその場で費用の目安をお答えします(24時間・無料)。写真を送れる方は、LINEでの写真相談がより正確です。
写真の概算と、現地での確定見積りの違い
写真でお伝えする金額は、あくまで概算の目安です。正式なお見積りは、無料の現地確認(または写真・ビデオ通話)で物量と搬出経路を確認したうえで、確定金額としてご提示します。確定したお見積りの後に、作業後の上乗せや、説明のない追加請求はいたしません。
作業中に、お見積り時より物量が大きく増えていた場合や、重量物などの対応が必要になった場合は、必ず作業前に内容と費用をご説明し、ご了承をいただいてから対応します。流れの全体はご相談の流れにまとめています。
量が多いお住まいで、ご家族にできること
家財が多いからといって、ご家族が無理に減らしてからご依頼いただく必要はありません。ただ、次の3つを先に整えていただくと、作業がより丁寧に、そして効率よく進みます。
- 「残す物・探す物」を先に決める — 形見分けの品、通帳・印鑑・権利証などの重要書類、写真やお手紙。探すべき物の一覧は重要書類・貴重品チェックリストの記事にまとめています。
- 触れてほしくない場所を伝える — 仏壇まわり、特定の引き出しなど。作業前の確認で一緒に見ていきます。
- 再利用できそうな物を教えていただく — 再販売・再利用が可能な物品は、古物商許可を取得した当社が個別に確認のうえ、買取またはリユースの対象となる場合があります。買取と処分は別の手続きですので、内容は見積書で明確に分けてご説明します。
重い家具や大量の書籍をご家族だけで動かすと、思わぬけがにつながることがあります。仕分けはご家族に、搬出や清掃は当社に、と役割を分けていただくのが安心です。遠方で立ち会いが難しい場合の進め方は、遠方の実家の遺品整理の記事をご覧ください。
家財の量と費用についてよくあるご質問
Q1. 写真だけで正確な金額はわかりますか?
写真でお伝えできるのは概算の目安です。正式な金額は、無料の現地確認(遠方の方は写真やビデオ通話)で物量と搬出経路を確認したうえで、確定見積りとしてご提示します。まず概算だけ知りたい、という段階でのご相談も歓迎しています。
Q2. 間取りが同じなら、費用も同じになりますか?
同じにはなりません。料金表の間取り別の金額は、家財が標準的な量である場合の下限の目安です。収納や物置の中の量、エレベーターや階段などの搬出経路、金庫・ピアノなど個別に対応が必要な物の有無によって、実際の金額は変わります。
Q3. 押入れや物置の中まで写真を送る必要がありますか?
できればお願いしています。家財の量の大半は収納の中にあり、ここが見えないと概算が大きくずれてしまうためです。扉を開けた状態で1枚ずつ撮っていただければ十分です。
Q4. 物が多くて、写真を送るのが恥ずかしいです。
どうぞお気になさらないでください。長く暮らしたお住まいに物が増えるのは自然なことで、私たちにとっては見慣れた光景です。ありのままをお伝えいただくほど、正確で無駄のないお見積りをお出しできます。
Q5. 見積りのあとで量が増えていたら、追加料金になりますか?
お見積り時より物量が大きく増えていた場合や、重量物などの対応が必要になった場合は、必ず作業前に内容と費用をご説明し、ご了承をいただいてから対応します。作業後に上乗せしたり、説明のない追加請求をしたりすることはありません。
Q6. 自分たちで減らしてから頼んだほうが、安くなりますか?
家財の量が減れば、お見積りに反映される場合があります。ただし、重い物を無理に動かしてけがをされたり、書類や貴重品を見落として処分してしまったりするご相談も少なくありません。「残す物・探す物」の仕分けはご家族に、搬出はお任せいただく、という分担をおすすめしています。
まずは、写真を一枚から
家財の量は、ご家族が思っているより多いことも、少ないこともあります。だからこそ、間取りだけで悩まず、まず写真で見立てるのがいちばんの近道です。間取り・家財の量・作業人数と、実際にかかった費用(税込)を写真付きでまとめた作業事例集も、量の見立ての参考になります。「うちはこの事例に近い」という形でお伝えいただくと、お見積りの会話も早く進みます。
ノース・ポールは、医師が経営する遺品整理の会社として、確認と記録を大切にしながら、資産・情報・住まいの価値を守る整理をお手伝いしています。横浜市・川崎市で家財の量や費用にお悩みの方は、概算のご相談だけでもお気軽にどうぞ。
無料お見積り・LINEで写真相談OK
お電話 045-345-6733(受付 10:00〜18:00)/無料見積りフォームはこちら/LINEで写真を送る/AIに相談(24時間)
料金の目安と概算シミュレーターは料金案内、実際の費用の例は作業事例集をご覧ください。
この記事の監修: 株式会社ノース・ポール(医師が経営する遺品整理・生前整理の会社/有資格スタッフが対応)
※料金は家財の量・搬出経路・個別対応が必要な物の有無により変わります。正式な金額は現地確認のうえ確定見積りでご提示します。
※トップの写真は、当社スタッフが作業前の現場で撮影したものです。©northpole.inc
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