MENU
  • サービス案内
    • エステート・ケアマネージャーとは
    • 遺品整理
    • 家財整理・残置物整理
    • 生前整理
    • 空き家片付け
    • 特殊清掃
  • 当社の強み
  • 医療・介護の視点
  • 適正処理と法令遵守
  • 料金案内
  • ご相談の流れ
  • 作業事例
  • 対応エリア
  • コラム
  • 会社概要
  • お問い合わせ
医師が運営する遺品整理
株式会社ノース・ポール
  • サービス案内
    • エステート・ケアマネージャーとは
    • 遺品整理
    • 家財整理・残置物整理
    • 生前整理
    • 空き家片付け
    • 特殊清掃
  • 当社の強み
  • 医療・介護の視点
  • 適正処理と法令遵守
  • 料金案内
  • ご相談の流れ
  • 作業事例
  • 対応エリア
  • コラム
  • 会社概要
  • お問い合わせ
株式会社ノース・ポール
  • サービス案内
    • エステート・ケアマネージャーとは
    • 遺品整理
    • 家財整理・残置物整理
    • 生前整理
    • 空き家片付け
    • 特殊清掃
  • 当社の強み
  • 医療・介護の視点
  • 適正処理と法令遵守
  • 料金案内
  • ご相談の流れ
  • 作業事例
  • 対応エリア
  • コラム
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. スタッフの現場より
  3. 【スタッフSの現場より】一生に会う人の、数

【スタッフSの現場より】一生に会う人の、数

2026 8/21
スタッフの現場より
2026年8月18日2026年8月21日
横断歩道を行き交う人々(イメージ)

人は一生のあいだに、何人の人に会うのだろう。

ときどき考える。答えの出ない問いというのは、考えるのにちょうどいいのだ。

職業によって、ずいぶん違うはずである。医療の仕事なら、毎日たくさんの人に会う。会うというより、診察する。訪問診療なら、ご本人だけでなく、ご家族にも会う。小売りの店頭に立つ人、駅で働く人、営業で外を回る人。このあたりも、かなりの人数になる。もっとも、誰も数えてはいない。

学校の先生は、少し違う勘定になる。毎年顔ぶれは変わるけれど、一年のあいだ、同じ顔に毎日会う。深く、長く、そして区切りがある。外を出歩くのが好きな人は、また別の勘定になる。行く先々で知り合いを作り、立ち話をして、店の人と冗談を言い合う。すれ違うのではなく、出会ってしまうのである。ああいう腰の軽い、積極的な人たち——いまの言葉でいえば、陽キャというのだろうか——が一生に会う人数は、ちょっと見当がつかない。

そして、この人数は、人によって極端に違う。桁がひとつふたつ、平気で違う。毎日新しい誰かと名刺を交換する人がいる。決まった数人と、静かに深く付き合って暮らす人がいる。家からあまり出ずに、それでも一人かふたりと、長い長い時間を過ごす人もいる。

どちらが豊かか、という話ではない。千人と会って、千人を忘れることもある。一人と会って、その一人が一生を照らすこともある。数の多い少ないは、たぶん、人生の濃さとは別の帳簿に記されているのだ。これを読んでいるあなたの人数は、多いだろうか、少ないだろうか。どちらでも、いいのだと思う。あなたの帳簿は、あなたのものである。

つまり、ひとくちに会うといっても、いろいろなのだ。関係の深さもまったく違えば、続く時間もぜんぜん違う。数えることに、たぶん意味はない。意味はないのだが、考えてしまう。うちの会社の代表は医師なので、こんど機会があったら聞いてみたいと思っている。一生で、何人くらい診察するものですか、と。

さて。

お亡くなりになった方のお宅を片付けるのが、遺品整理という仕事である。

私たちは、会ったこともない方のお宅に、ずけずけと入っていく。まるで土足である。もちろんそれは比喩で、実際には靴を脱いで、靴下で上がる。それでも、亡くなられた方から見れば、土足のようなものかもしれない、と思うことがある。

もちろん、現場で生きた人に会わないわけではない。ご依頼者やご家族と、打ち合わせをし、確認をし、言葉を交わす。それは、ふつうの意味での出会いである。人数に数えるなら、文句なしに入る。

ただ、現場にはもうお一人いる、と私は思っている。もうここにいない、この家の主だ。会うことはできない。声も知らない。それでも、家具の置かれ方や、ものの仕舞われ方や、本の並び方を通して、私たちはその方と確かに顔を合わせている——そんな気がしてならないのだ。出会い、というより邂逅。思いがけなく、めぐり逢うこと。姿の見えない方との、一度きりの邂逅である。

だから、というわけでもないのだが、私は作業の前に、会ったことのないその方の人生に、一瞬だけ思いをはせる。機械的に片付けるのが本来なのだと思う。時間にも追われている。それでも、敬意だけは欠かせない。

前にも書いたけれど、片付けが終わったら、忘れる。忘れなければならない。それがこの仕事の礼儀だからだ。それでも作業の途中、いろいろな人生の断片に触れて、ふっと暖かいものを感じるときがある。

会ったことはない。話したこともない。でも、その方の湯呑みを包み、本を箱に収め、人生をそっと畳んだ。

——これは、人数に入るのだろうか。

入れておきたい気が、している。

(スタッフS)

追記。「靴下で」と書きましたが、実際の作業では、足を保護するためにスリッパや室内用の作業靴を履くことが多いです。自分の家でしたら床の危険に気づけますが、はじめてのお宅では気づくことが難しい場合があります。作業員の安全のため、ご理解をお願い申し上げます。

作業車の荷台に置かれた室内用の作業靴(イメージ)
※イメージ画像

機密書類の処分・データ消去も承ります

遺品整理・生前整理で出てきた通帳・証書・手紙などの書類は、溶解処分のうえ証明書を発行します。パソコンやHDD・SSD・SDカードなどの記憶媒体は、提携のシステム会社にて完全消去し、消去証明書をお渡しします。詳しくは機密書類の処分の記事をご覧ください。

スタッフの現場より
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 【スタッフSの現場より】メメント・モリと、押し入れの奥
  • 【スタッフSの現場より】二俣川、という通過儀礼

遺品整理・生前整理のご相談・お見積りは無料です

医師が経営する会社が、横浜市・川崎市を中心に対応します/受付時間 10:00〜18:00/お電話 045-345-6733

まずは状況を相談するLINEで相談

この記事を書いた人

スタッフSのアバター スタッフS

株式会社ノース・ポールの現場スタッフ。遺品整理・生前整理の現場で見聞きした出来事を綴ります。

関連記事

  • 【スタッフSの現場より】長津田から先の、なぞ
    2026年8月18日
  • 【スタッフSの現場より】二俣川、という通過儀礼
    2026年8月18日
  • 日吉駅前商店街の夜景(横浜市港北区)
    【スタッフSの現場より】メメント・モリと、押し入れの奥
    2026年7月24日
  • 【スタッフSの現場より】怪談、あるいは階段の話
    2026年7月13日
  • 【スタッフFの現場より】輪ゴムの法則
    2026年7月12日
  • 豪徳寺の招き猫(東京都世田谷区)
    【スタッフSの現場より】招き猫が、十七体|遺品整理の現場から
    2026年7月11日
  • クッキー・裁縫道具・古い写真とボタンが入った三つの丸缶のイメージ写真
    【スタッフFの現場より】青い缶の法則
    2026年7月10日
  • 【スタッフSの現場より】カレンダーの、小さな丸
    2026年7月9日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

CAPTCHA


  • ご逝去後の手続きガイド
  • よくあるご質問
  • 用語集
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • 紹介元の皆様へ
  • サイトマップ

© 株式会社ノース・ポール.

目次