MENU
  • サービス案内
    • エステート・ケアマネージャーとは
    • 遺品整理
    • 家財整理・残置物整理
    • 生前整理
    • 空き家片付け
    • 特殊清掃
  • 当社の強み
  • 医療・介護の視点
  • 適正処理と法令遵守
  • 料金案内
  • ご相談の流れ
  • 作業事例
  • 対応エリア
  • コラム
  • 会社概要
  • お問い合わせ
医師が運営する遺品整理
株式会社ノース・ポール
  • サービス案内
    • エステート・ケアマネージャーとは
    • 遺品整理
    • 家財整理・残置物整理
    • 生前整理
    • 空き家片付け
    • 特殊清掃
  • 当社の強み
  • 医療・介護の視点
  • 適正処理と法令遵守
  • 料金案内
  • ご相談の流れ
  • 作業事例
  • 対応エリア
  • コラム
  • 会社概要
  • お問い合わせ
株式会社ノース・ポール
  • サービス案内
    • エステート・ケアマネージャーとは
    • 遺品整理
    • 家財整理・残置物整理
    • 生前整理
    • 空き家片付け
    • 特殊清掃
  • 当社の強み
  • 医療・介護の視点
  • 適正処理と法令遵守
  • 料金案内
  • ご相談の流れ
  • 作業事例
  • 対応エリア
  • コラム
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. スタッフの現場より
  3. 【スタッフSの現場より】メメント・モリと、押し入れの奥

【スタッフSの現場より】メメント・モリと、押し入れの奥

2026 8/21
スタッフの現場より
2026年7月24日2026年8月21日
日吉駅前商店街の夜景(横浜市港北区)

メメント・モリ、という言葉がある。ラテン語で memento mori、「死を想え」という意味らしい。ラテン語とはまったく縁のない人生を送ってきたけれど、この言葉だけは、なぜか他人という気がしない。

ところでこの言葉、表記が人によって少しずつ違う。メメントモリと続けて書く人もいれば、メメント・モリと真ん中に点を打つ人もいる。もちろん、元のまま memento mori と書く人もいる。memento は「忘れるな」、mori は「死ぬこと」。合わせて、いつか死ぬことを忘れるな。古代ローマには、凱旋する将軍のうしろに立って、この意味の言葉をささやき続ける役目の者がいたという話がある。人生でいちばん得意になっている瞬間に、である。ずいぶんなことをするものだが、言いたいことは、わかる気がする。

遺品整理という仕事は、乱暴にまとめてしまえば、お亡くなりになった方の人生を、短い時間で整理させていただく仕事である。もちろんそれが仕事のぜんぶではない。生前整理もあれば、お引越しにともなうお片付けもある。それでも仕事の中心にあるのは、もうここにいない誰かの、残されたものたちだ。

書斎のあるお宅に伺うと、その方のキャリアが、背表紙になって棚に並んでいることが多い。本の並び方には、その人が何を大事にして働いてきたかが、そのまま出る。図書館の書庫と違うのは、並べた本人がもうここにいない、という一点だけである。

和室の天袋や、押し入れのいちばん奥には、家族の時間が眠っていることがある。箱に収められ、丁寧に紐をかけられて、何十年もそのままになっているような時間だ。

私たちは、そこに踏み込まない。プライバシーが第一だからだ。見なくていいものは見ない。読まなくていいものは読まない。そして作業が終われば、見たものはすべて記憶から消去する。当社の方針であり、この仕事の礼儀でもあると思っている。記憶から消去、と書くとなんだか機械みたいだが、要するに、持ち帰らない、ということだ。現場のことは、現場に置いて帰る。医師が経営する会社で働いていると、守秘という言葉の重みについて考える機会が多い。

ところが、である。

私たちには、残されたものの中から、ご依頼者にお渡しすべきものを探し出す、という役目がある。通帳。印鑑。権利書。手紙。写真。誰かにとって、これから必要になるもの。これがなかなか、むずかしい。大事なものというのは、大事であるがゆえに、思いがけない場所にしまわれているからだ。

探すためには、その方の人生を、少しだけ想像しなくてはならない。この方は、何を大事にする人だったのか。大事なものを、どこにしまう人だったのか。深入りしてはいけない。けれど、少しだけ入っていかないと、見えないものが確かにあるのだ。

以前、距離というのはプロの道具箱に入っている大事な道具だ、と書いたことがある。今回のは、その続きのような話だ。距離を保つことと、想像すること。矛盾しているようだけれど、この仕事には両方いる。踏み込まずに、想う。たぶんこの仕事でいちばんむずかしくて、いちばん大事なのは、この一点なのだと思う。

そして、ひとの人生を想っていると、ときどき、矢印がこちらに返ってくる。

いつか自分も、こうして誰かに俯瞰される日が来るのだ。私の棚には、何が並ぶのだろう。私の押し入れの奥では、何が眠っているのだろう。どう見るかを考えていたはずが、いつの間にか、どう見られるかを考えている。いや、その前にあの部屋をどうにかしなくては、とも考える。私の部屋がいまだに片付いていないことは、以前書いたとおりである。

メメント・モリ。死を想え。昔の人は、いいことを言う。ただ、この仕事をしながら毎日すこしずつ想っていると、それは怖い言葉ではなくなってくる。想うことは、敬意を払うことと、よく似ているからだ。

当社では、お片付けをされる方のプライバシーを第一に考えながら、故人の人生に敬意を払って作業を行います——と、会社の案内には書いてある。堅い言い方だが、中身は今日書いたとおりのことだ。

死を想いながら、手を動かす。今日もどこかの家で、誰かの人生を、そっと畳んでいる。

(スタッフS)

※トップの写真は、スタッフSが日吉駅にて撮影しました。©northpole.inc

機密書類の処分・データ消去も承ります

遺品整理・生前整理で出てきた通帳・証書・手紙などの書類は、溶解処分のうえ証明書を発行します。パソコンやHDD・SSD・SDカードなどの記憶媒体は、提携のシステム会社にて完全消去し、消去証明書をお渡しします。詳しくは機密書類の処分の記事をご覧ください。

スタッフの現場より
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 【スタッフSの現場より】怪談、あるいは階段の話
  • 【スタッフSの現場より】一生に会う人の、数

遺品整理・生前整理のご相談・お見積りは無料です

医師が経営する会社が、横浜市・川崎市を中心に対応します/受付時間 10:00〜18:00/お電話 045-345-6733

まずは状況を相談するLINEで相談

この記事を書いた人

スタッフSのアバター スタッフS

株式会社ノース・ポールの現場スタッフ。遺品整理・生前整理の現場で見聞きした出来事を綴ります。

関連記事

  • 【スタッフSの現場より】長津田から先の、なぞ
    2026年8月18日
  • 【スタッフSの現場より】二俣川、という通過儀礼
    2026年8月18日
  • 横断歩道を行き交う人々(イメージ)
    【スタッフSの現場より】一生に会う人の、数
    2026年8月18日
  • 【スタッフSの現場より】怪談、あるいは階段の話
    2026年7月13日
  • 【スタッフFの現場より】輪ゴムの法則
    2026年7月12日
  • 豪徳寺の招き猫(東京都世田谷区)
    【スタッフSの現場より】招き猫が、十七体|遺品整理の現場から
    2026年7月11日
  • クッキー・裁縫道具・古い写真とボタンが入った三つの丸缶のイメージ写真
    【スタッフFの現場より】青い缶の法則
    2026年7月10日
  • 【スタッフSの現場より】カレンダーの、小さな丸
    2026年7月9日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

CAPTCHA


  • ご逝去後の手続きガイド
  • よくあるご質問
  • 用語集
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • 紹介元の皆様へ
  • サイトマップ

© 株式会社ノース・ポール.

目次